排出容器と収集車

分別収集を行っている区市は全国の98.9%に及びますが、分別収集を行う際にスチール缶と同じ排出容器に入れる資源物の種類は、複数回答で、アルミ缶86.1%、食品用スチール缶(食料缶)90.6%、のり・お茶缶(一般缶)85.4%でした。

排出容器は、ポリ袋、コンテナ・ネットなど一般的に使われています。

また、収集に利用する車はパッカー車が最も多く、「平ボデー車」が次に多く使われています。

収集後の処理

収集されたスチール缶は40.4%が区市の施設、32.2%が民間業者の施設へ搬入され、選別・プレス加工などが実施されています。

施設に持ち込まれたスチール缶の8割以上がブロック状のプレスに加工されますが、シュレッダー加工等も一部の区市で行われています。

収集した缶の持ち込み先

4割以上が収集後区市の施設へ持ち込んでいるが、2008年度から比較すると減少している。また第3セクターの施設も大幅に減少している。

スチール缶の選別工程と加工の形態

スチール缶を加工する前の処理工程では、磁選かつ(缶以外を)手選別が30.5%と一番多く、次いで磁選のみが25.2%、磁選かつ(缶以外を)機械選別が14.3%となり、8割以上の自治体で磁選を行っている。

一方で選別作業をせずそのまま加工、または売却する自治体も若干ある。

 

8割以上がプレスに加工されている。

4.5%の自治体が選別・加工せず、そのまま売却・処理されている。

不燃ごみからのスチール缶の回収状況

不燃ごみからのスチール缶回収量は年間約18千トン

アンケートで不燃ごみからのスチール缶回収量(または鉄類回収量)に回答した573区市によると、2017年度実績で鉄類全体の回収量は合計207,691トン、うちスチール缶は14,145トンでした。
これを全国ベースに換算すると、鉄類全体の回収量は272,735トン、うちスチール缶は18,574トンになります。