2016年度のスチール缶リサイクル率は93.9%

2015年度のスチール缶リサイクル率は、昨年度上方修正した、経済産業省の産業構造審議会ガイドライン目標「90%以上維持」をクリアしています。

スチール缶リサイクル率が高い理由

2016年の世界の粗鋼生産は16億3千万トンでした。過去最高であった2014年の16億7千万トンには届かなかったものの、前年実績(16億2千万トン)を上回る高い水準を維持しています。鉄鋼原料としての鉄スクラップの需要も高レベルを維持しています。
日本の粗鋼生産量も年間1億トンを維持しており(2016年は1億500万トン)、内外で高い鉄スクラップ需要があります。スチール缶スクラップは国内で自給できる貴重な原料として需要を維持しています。
住民の協力による分別排出の徹底、自治体や事業系の分別収集システムの完備、資源化センターやスクラップ加工業者の選別・加工精度の向上などにより、スチール缶スクラップは高品質のスクラップとして高い評価を受け、全国の鉄鋼メーカーで安定的に使用されています。
缶スクラップの一部がシュレッダー処理されて、缶スクラップ以外の規格として流通したことにより、2008年度からシュレッダー処理された量の一部を把握しています。

日本におけるスチール缶リサイクル率の推移

  2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
消費重量(千トン) 834 772 699 685 682 664 611 571 486 463
再資源化重量(千トン) 710 683 623 612 617 603 567 525 451 435
リサイクル率(%) 85.1 88.5 89.1 89.4 90.4 90.8 92.9 92.0 92.9 93.9

品目別リサイクル率・回収率・収集率等